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AFA主催の国連「家族農業の10年」のイベントに参加して

小川美農里(愛農会理事)

· 会員だより

2019年12月16-19日の4日間、フィリピンのセブ島で開催されたAFA(アジア農民の会)の家族農業のトレーニング・ワークショップに愛農会の代表として参加してきました。

AFAは、アジアにおいて家族農業を守り持続可能な形で発展させていくための重要な組織であると位置付けられており、国際農業開発基金(IFAD)や国連食糧農業機関(FAO)からも補助金を受けて活動しています。

2019年12月の時点で、国連「家族農業の10年」(以下、UNDFF)を推進するための家族農業全国会議(以下、NCFF)が設置されたアジアの国は6カ国(インドネシア、日本、キルギス、ネパール、インド、フィリピン)、まだ設立には至っていませんが、マルチステークホルダーのプラットフォームができている国、設立準備中の国は7カ国(ベトナム、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュ、タジキスタン、モンゴル、ラオス)あります。

NCFF設立の有無に関わらず、積極的に国や既存の農業者団体、関連機関と連携してフォーラムなどのイベントを立ち上げたり、組織力強化のための情報を共有するなど、2020年中に各国独自の行動計画(NAP)を制定するために活発に動いている様子が共有されました。以下に各国の農業者団体が設定した計画と現状を共有します。

資料

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