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FFPJの会員団体「NAGANO農と食の会」の会員である吉田太郎さんが、小規模・家族農業や有機給食等に関する新刊を出版されましたので、ご紹介いたします。コロナ禍の今こそ、EUの新政策「農場から食卓まで」戦略等の先進的取り組みから日本も学ぶ必要があると訴えています。ぜひご一読ください!
新刊の位置づけについて、著者の吉田さんから以下のようにご紹介頂きました。
「日本では、コロナ対策としてはワクチン摂取が重視され、農業振興策としてはAI(人工知能)や自動化技術、ゲノム編集が未来の鍵とされ、小規模農家や農協は批判されています。これに対して、本書は真逆の視点から、小規模家族農業の解体をもたらした農業の工業化こそが免疫力低下とコロナ禍等の感染症拡大の原因であることを指摘しています。そのうえで、EUで推進されている有機給食や気候変動対策、農政転換を紹介し、希望ある未来と私たちの選ぶべき方向性を提案しています。皆さんの活動にお役立ていただければ幸いです。」
吉田太郎『コロナ後の食と農―腸活・菜園・有機給食―』築地書館、2020年
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