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世界農村フォーラムは、新型コロナウィルスの危機に直面している家族農業が提案した緊急借置のために声を上げたい

2020年4月3日、世界農村フォーラムより

· インターナショナル

 世界農村フォーラム(WRF)は、家族農業組織、全国家族農業会議(NCFF)、およびその他の対話プラットフォームに、彼らが要求している提案や緊急措置を収集、共有、発言するよう呼びかけています。新型コロナウィルスによって危機が引き起こされた今の時期、およびその後に、国家または準国家レベルにおいて家族農業が食の安全を保証する役割を確実にするためです。

 新型コロナウィルスによって引き起こされた危機以前から、家族農業は食料不足や栄養不足に苦しんでいる8億1100万人の存在を念頭に置きつつ、土地や信用へのアクセス、経済的実行可能性、気象変動といった大きな課題に取り組んでいました。

 新型コロナウィルスの世界的大流行(パンでミック)の進行とその結果の行方は予測不可能な点が多いですが、いずれにせよ、描かれるシナリオは家族農業の課題が増すというものです。差し迫った健康危機に加え、食料システム、特にこれらの食料システムの中心にいる家族農業への短期、中期、長期の影響があります。家族農業は大きな責任をもって行動しており、全人口を養うための基礎となっています。同時に、多数の流通経路の破壊と市場へのアクセス、供給の入手困難、燃料価格の上昇などにより、危機は家族農業に深刻な問題を引き起こしています。この危機は各地域で堅実な家族経営、持続的な食料システムの基盤、そして農村地域の開発を行うことへの戦略的重要性を示しています。

 これに関連して、WRFは、家族農家の組織、NCFF、およびその他の対話プラットフォームが国レベルまたは準国レベルで要求している緊急の提案/対策を収集し、それらを共有して発言しています。 これらの提案は、メールでWRFSecretary@ruralforum.orgに送信できます。

出典