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南北に細く長い島国の日本は、縄文の昔から漁業がさかんです。寒流と暖流が交錯する海は世界でも有数の生物多様性に富む海で、生息する海水魚は約3700種。海岸線には平均で5.6キロに一つの漁村集落があり、沿岸漁民たちは漁業のほかに海岸環境を守り、海難救助に出動し、国境監視の役割も果たしています。ところが沿岸漁業経営体は25年間で半分以下に。日本の魚食文化・地域経済・海の環境を守るためにも、日本の漁業政策を経営体の9割を占める沿岸漁業重視に転換させることが重要な課題となっています。講座ではこうした日本の沿岸漁業の現状と課題について皆さんとともに考えていきます。
資料
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講師
二平章 FFPJ副代表/JCFU全国沿岸漁民連絡協議会事務局長
北海道大学卒業後、茨城県の研究機関で水産資源研究に従事。退職後は日本の地域漁業・魚食文化を守ろうと、食と漁のシンポを全国で43回企画開催。現在、北日本漁業経済学会会長、茨城大学客員研究員。農学博士。
- 日時:6月25日(金)19:30〜21:00
- 申し込みは締め切りました
- 形式:Zoomによるオンライン講座
- 定員:100人
- 参加費:無料
お申し込みいただいたメールアドレス宛に、講座の前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。
講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。