地域農林経済学会と日本有機農業学会は、2021年10月31日(日)午前10時半から12時半の日程で、「持続可能な農業、農村、生態系への転換―グローバル・トレンドと地域の現実を学際的アプローチから読み解く―」と題するオンライン国際シンポジウムを開催いたします。
持続可能な農と食のあり方として注目されるアグロエコロジーについては、この分野の研究の第一任者のS.ロペス先生(第1報告)に、日本とイタリアの小規模な有機農業については、新進気鋭の若手研究者のS.ゾレット先生(第2報告)に、気候スマート農業については、アグリビジネス研究や種子の問題を長年研究されてきた久野先生(第3報告)にお願いしました。
討論者には、家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事の関根が登壇予定です。日本のみどりの食料システム戦略を考える上で貴重な機会になりますので、ぜひふるってご参加ください。学会の会員ではない方もご参加頂けますので、10月29日(金)までにオンラインで参加登録をお願いいたします。
主催:地域農林経済学会、後援:日本有機農業学会
開催日:2021年10月31日(日)(日本時間10時半~12時半)
言語:英語(日本語通訳なし)
会場:オンライン(Zoom)、参加費:無料
開催概要:地域農林経済学会のイベントページから
参加申し込みフォーム:https://forms.gle/GJrPWgsooZXjSUeu6
※シンポジウムへのお問い合わせは上記の地域農林経済学会のHPからお願いします。
プログラム
司会:増田忠義(近畿大学・准教授)
開会のあいさつ 地域農林経済学会 会長 浅見淳之 (京都大学・教授)
日本有機農業学会 会長 谷口吉光 (秋田県立大学・教授)
座長解題 マハラジャン・ケシャブ・ラル(広島大学・教授)
第1報告「アグロエコロジーと持続可能な農業のためのシステム分析」
サンティアゴ・ロペス・リダウラ
(国際トウモロコシ・コムギ改良センター・上席研究員)
第2報告「小規模有機農家と『農村への回帰』―周辺化された農村地域の活性化に関する世界の動向と事例研究―」
シモナ・ゾレット(広島大学・助教)
第3報告「気候スマート農業の力学と言説―世界の状況と論争―」
久野秀二(京都大学・教授)
討論者 関根佳恵(愛知学院大学・准教授)
全体討論
座長まとめと閉会のあいさつ マハラジャン・ケシャブ・ラルa