気候危機、コロナ禍に加え、ロシアによるウクライナ侵略を受けて、食料供給の滞り、食品価格の高騰が生じ「食料危機」が顕在化・深刻化しています。日本の食料自給率は先進国の中でも最低水準の37%。FFPJ会員団体でもある「国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)」は食料危機を打開し、食料自給率を向上させるため何が求められるのかについて考えるオンライン学習交流会を5月28日(土)13:30〜16:30に開催します。
前半では、FFPJ常務理事で愛知学院大学教授の関根佳恵さんが「家族農業と地域を元気にし、持続可能な社会をつくる」と題して講演を行い、各国の取り組みを紹介し、日本の農政の問題点を浮き彫りにします。 後半では、農業協同組合、漁業協同組合、農民組合、消費者運動の4つの分野からの報告があります。
全国食健連学習交流会
タイトル:食料危機打開へ 持続可能な農漁業の再生で日本の食料と地域・社会の明日を考える
日時:5月28日(土)13:30〜16:30
場所・開催手段:Zoomウェビナー、ホストは全労連会館会議室
参加方法:以下のZoomURLまたは、ウェビナーID、パスコードを使用してご参加ください(事前登録等は必要ありません。開会時間の10分前ぐらいまでには入室できるようにする予定です)
〇ウェビナーID:869 2979 4116
〇パスコード:994340
プログラム(予定)
第一部:講演 関根佳恵さん(FFPJ常務理事、愛知学院大学教授)
家族農業と地域を元気にし、持続可能な社会をつくる〜各国の事例の紹介と日本の農政の問題点〜
第二部:各分野からの報告・交流
▽協同組合運動と地域農業再生の取り組み:いわて平泉農協 佐藤一則専務理事
▽持続可能な漁業の取り組み:千葉県沿岸小型漁船漁業協同組合 鈴木正男組合長 今井和子さん
▽学校給食に地元の有機米を導入した取り組み:長野県 松川村農民組合 宮田兼任さん
▽農業問題を学ぶ消費者の取り組み:全大阪消費者団体連絡会 米田覚事務局長
※講演・報告者の資料(ある場合)は、当日ズームのチャット欄で共有します。
学習交流会のチラシはこちら
多くの方のご参加をお待ちしています。