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【ご案内】FFPJオンライン連続講座第21回 2023国際雑穀年:日本における麦・雑穀・豆類の栽培はなぜ衰退したのか

· イベント

FFPJオンライン連続講座第21回は、2023年国際雑穀年記念企画として「日本における麦・雑穀・豆類の栽培はなぜ衰退したのか」と題して、1月20日(金)19:30〜21:00にお届けします。講師は、東京学芸大学名誉教授・農学博士の木俣美樹男さん。講義の概要や講師のプロフィールについて、以下でご確認いただき、専用のフォーム(緑地に白抜き文字)からお申し込みください。講座の資料はこちらからダウンロードできます。

概要

日本において麦・雑穀・豆類・イモ類は常民の重要な食料であった。稲は封建時代の石高制により上層民の給料・換金商品であり、農民は稲作を強要されても、自家族の食料にはできなかった。稲以外の食料の蔑視・衰退は次のように進んだ。明治維新によって水稲重視とともに地租課税に変わり年貢がなくなった。第二次世界大戦の敗北により、アメリカにパンコムギの輸入を強要され、また、肉食の優位を喧伝して、トウモロコシやダイズも輸入をすることになった。最高級官僚柳田國男は稲作単一民族説を唱え、水稲のモノカルチャーを政策として進めた結果、パン食が米食を上回り、肉食も拡大し、稲は生産過剰になり、減反政策を取ることになった。

タイトル: 日本における麦・雑穀・豆類の栽培はなぜ衰退したのか

日時:1月20日(金)19:30〜21:00

申し込み締め切り申し訳ありませんが、すでに締め切りました。

開催方法:オンライン(Zoom)

定員:100人

参加費:無料

講師:木俣美樹男さん

東京学芸大学名誉教授、農学博士(京都大学)。民族植物学および環境学習原論専攻。阪本寧男(植物遺伝学)、降矢静夫(山地農耕)、高木文雄(行政策)に師事。雑穀の起源と伝播の研究のためユーラシア大陸各地で国際共同フィールド調査、インド、イギリスほかで在外研究などに従事した。特に、雑穀の生物文化多様性保全に関心を持ち、在来品種約1万系統の保存、栽培法・調理法の調査、種分化の実験研究を行ってきた。編著に『環境教育概論』、『持続可能な社会のための環境学習』、訳書に『民族植物学』などがある。

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お申し込みいただいたメールアドレス宛に、講座の前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。

講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。