家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)連続講座第28回は、「陸上養殖は漁業と農山村を救うか?」と題して、2月16日(金)19:30〜21:00にお届けします。講師は鹿児島大学水産学部教授の佐野雅昭さんです。乱獲による水産資源の減少や地球温暖化による漁獲量の減少などへの救世主として注目される魚の陸上養殖やゲノム編集などの問題を取り上げ、持続可能な漁業のあり方について考えます。以下で、講座の概要や講師のプロフィールを確認し、下方にある「参加お申し込み」ボタンを押して、必要事項を記入してお申し込みください。
講座の概要
世界各地で計画が進む魚の陸上養殖。日本でも生食用のサーモンを育てる大規模な陸上養殖施設の建設計画が進んでいます。陸上養殖は水温、水質、波などの自然条件に左右されないため、魚類養殖に新たな地平をもたらすとして期待される反面、大規模化と寡占化進み、外国企業による支配が進むことへの懸念もあります。電力、土地、建設コストが高い日本でうまくいくのかという疑問もあります。講座では陸上養殖の問題とともに、健康や自然への影響が懸念される魚のゲノム編集の問題なども取り上げ、持続可能な漁業とは何かについて考えます。
タイトル:陸上養殖は農山村を救うのか?
日時:2月16日(金)19:30〜21:00
申し込み締め切り:2月14日(水)
開催方法:オンラインZoom
定員:100人
参加費:無料
講師:佐野雅昭さん。鹿児島大学水産学部教授。
1962年大阪市生まれ。専門は水産物流通。著書に『サケの世界市場―アグリビジネス化する養殖業』(成山堂)、『日本人が知らない漁業の大問題』(新潮新書)など。
お申し込みいただいたメールアドレス宛に、講座の前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。
講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。