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【案内】FFPJ第33回講座 編著者と語るシリーズ第4弾 ほんとうのエコシステムってなに?漁業編 日本の漁業と魚の世界を知る

· イベント

家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)オンライン講座第33回は、編著者と語るシリーズ第4弾 「ほんとうのエコシステムってなに?漁業編 日本の漁業と魚の世界を知る」として9月20日(金)19:30〜21:00に開催します。パネリストは二平章さん(FFPJ副代表、JCFU全国沿岸漁民連絡協議会事務局長)、川島卓さん(FFPJ常務理事)、田口さつきさん(農林中金総合研究所主任研究員)です(農文協の本の紹介ページはこちら)。

農文協の「ほんとうのエコシステムってなに?漁業編」では、中学生・高校生、そして一般人のみなさんに、普段はあまり目にすることのない漁業や海、魚の世界にできるだけ近づいていただき、「魚を食べること」、「漁業を守ること」、「海の環境を守ること」の大切さを知ってもらいたいとの願いで編集しました。地球環境的視点からの海と森の大切さについては「はじめに」の「海と森に恵まれた国の未来にむけて」で述べています。とりわけ、一般読者の身近な関心事から漁業の問題に接近していただけるように、「頭が良くなる魚食?」から入り、ウナギやイワシ、マグロ、アユ、サケ、ウナギなどよく知られた具体的な魚をとりあげて、そこから「食卓と流通」「資源問題」「つくり・育てる漁業」「環境と生物多様性」「漁業の持つ多面的機能」そして「小規模漁業の大切さ」の問題について学習できるようにしました。今回の講座では、もう一度、本の内容をふりかえりながら、日本人として漁業や海、魚を守る大切さを知っていただければと思います。

タイトル:FFPJ第33回講座 編著者と語るシリーズ第4弾

ほんとうのエコシステムってなに?漁業編  

日本の漁業と魚の世界を知る

日時:2024年9月20日(金)19:30〜21:00

申し込み締め切り:9月18日(水)

開催方法:オンライン(Zoom)

定員:100人

参加費:無料

パネリストのプロフィール

二平章さん

FFPJ副代表、JCFU全国沿岸漁民連絡協議会事務局長

北海道大学卒業後、茨城県水産試験場首席研究員、立教大学兼任講師、北日本漁業経済学会会長などを歴任。カツオの行動生態学的研究で水産海洋学会宇田賞受賞、農学博士。現在、茨城大学人文社会科学部客員研究員、JCFU全国沿岸漁民連絡協議会事務局長、FFPJ農林漁業プラットフォームジャパン副代表。カツオの資源・漁業・食文化史研究とともに地域漁業と魚食文化の発展をめざし、全国でこれまで50回の地域シンポを企画開催。8月に編著本「土佐カツオ漁に生きた男たち」(飛鳥)を出版。

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川島卓さん

FFPJ常務理事

横須賀市生まれ。勉強嫌いで小・中学校時代は新聞少年。父親が魚市場で働いていたことから、魚ばっかりの環境で育ち、水産練り製品メーカーに就職。その後、水産卸会社へ転職し、営業・マーケティング・品質管理・物流加工センターの運営等に従事。現在は横浜市中央卸売市場の取引指導員の傍ら、数々の市民活動に関わり、FFPJ設立に伴い常務理事に就任。一方、資格マニアでもあり、今年は横浜市が認定する“はまふぅどコンシェルジュ”を取得し、地産地消の活動も開始。

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田口さつきさん

農林中金総合研究所主任研究員

2001年、同研究所に入社。2013年10月から漁業・漁業協同組合の活動全般を担当。日本の漁村の魅力、漁業者の深い自然観とその思いを広く伝えることを主な取組みにしている。共著に『食材礼賛』(全国共同出版、2021年)、『隣の協同組織金融機関 ~持続可能な地域社会をめざして~』(金融財政事情研究会、2022年)。現在、全国漁業協同組合連合会サイト「Sakanadia」に「漁協の取り組み」を連載。 

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お申し込みいただいたメールアドレス宛に、講座の前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。

講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。