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新食料・農業・農村基本法にもとでの基本計画策定に向けて、農林水産省との意見交換会が2024年9月27日、農水省講堂で開催されました。主催は、全国有機農業推進協議会。FFPJを代表して、池上甲一常務理事が出席し、多様な担い手を農業生産の担い手としても位置付け生産政策の対象にすることなど、9項目の提言を行いました。提言全文はこちら。
新食料・農業・農村基本計画に対するFFPJの提言(項目のみ)
1. 農業の担い手の幅を拡充すること
2. 国際的な食料・農業政策の枠組と対応する国内政策を実施すること
3. 食料安全保障に関する政策の具体化・詳細化
4. 食農政策会議(食農政策市民会議)の設置
5. 国民からの意見を把握するために、パブコメ制度を内容のあるものに変更するとともに、現代風「目安箱」のような農と食の政策提言を受け付ける常設の仕組みを設けること
6. 価格政策よりも財政負担による直接所得補償を優先
7. 直接支払制度の再設計と補助金制度の見直し
8. スマート農業と農民の情報主権
9. 統計制度の再検討と充実