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2024年10月25日に、ヤンダウェ・ファンデルプルフ著、池上甲一監訳『小農経済が変える食と農―労働と生命の再生産―』明石書店、2024年)が出版されました。
家族農業を営む主体は小農が大半です。本書は世界の小農研究の第一人者であり、「再小農化・新しい小農」の視角から農業と食の再構成を目指す研究者たちの主導的位置にあるファンデルプルフの著書を翻訳したものです。以下、出版社・明石書店のウェブサイトの紹介文。
「ロシアの小農を対象に独特の体系を作り上げたチャヤノフの理論に基づき、小農の特性と多様性と柔軟性を重視するその論理を、技ないし芸術性に注目して現代の視座から再評価する。小農的農業が現代の行き詰った食と農のあり方を乗り越える鍵であることを示す」(明石書店、https://www.akashi.co.jp/book/b654853.html)
家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)の池上甲一常務理事(近畿大学名誉教授)が監訳しました。日本の農業を考え直すヒントがいっぱいです。ぜひご購読ください。よろしくお願い申し上げます。