家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)は、2月21日14:30〜17:00、衆議院第2議員会館第1会議室(オンライン併用)で、シンポジウムを開催し、食料・農業・農村基本計画について提言を行うとともに、新規就農者、就農支援団体、集落営農、JAグループなど生産に携わる人々による農の担い手についての報告、ディスカッションを行います。参加ご希望の方は、下方の「参加申し込み」ボタンを押して必要事項を記入してお申し込みください。
政府は3月末に「食料・農業・農村基本計画」を策定します。農水省は、2030年の農業の担い手は54万と、20年から半減し、約3割の農地が利用されなくなる見通しを示しました。担い手をどう確保するかは、農業を維持する上で極めて重大な課題です。新規就農者の育成、家族農業など多様な農業の維持、集落営農、都市住民との関わりなど様々な形で担い手を確保することが重要です。シンポジウムでは各地の取り組み報告から、担い手をどう作り、何が必要かを討議し、今後の政策を考えます。多くの皆さんの参加をお待ちしています。
タイトル:2030年 農を担うのは誰かー基本計画を問う
主催: 家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)
日時: 2月21日(金)14時30分~17時(開場14:15~)
14:00から衆議院第2議員会館入口で入館証の配布を行います。
オンライン参加者の入室は14:20から
申し込み締め切り:2月19日(水)
場所: 衆議院第2議員会館第1会議室(定員80人) オンライン(Zoom)も併用(定員100人)
(住所:東京都千代田区永田町2-1-2)
最寄駅:永田町駅(東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線)
国会議事堂前駅(東京メトロ丸ノ内線、千代田線)https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm
参加費:無料
内容: 基本計画に対してFFPJが求めること
各地からの報告・提起
全体討論
まとめ
各地からの報告・提起者
◎新田弦五さん(福島県二本松市の新規就農者)、根本敬さん(あだたら食農schoolfarm責任者)
農民組合(農民連)を中心に2020年に「あだたら食農schoolfarm)」を立ち上げ、新規就農者や担い手育成を行う。その経緯と実際の新規就農体験を語る。
◎川崎佑子さん(大阪府羽曳野市の農業者)
小さい農家が生き残るため、農業ボランティアの受け入れや若手農家グループの立ち上げなど、おもしろくて意義があり、お金になる農業をめざす。
◎鎌谷一也さん(農事組合法人八頭船岡農場組合長・鳥取)
旧町単位で270㌶の農地をまとめて集落営農を進める。中山間地域で耕作放棄地を出さないよう、若者の雇用など担い手確保に奔走する。
◎田中宏昌さん(JAやさと有機栽培部会長・茨城)
有機農業の実践と担い手の確保のために、JAやさとでは新規就農希望者の研修制度を作り、指導や就農、販路の確保などを行ってきた。
お申し込みいただいたメールアドレス宛に、シンポジウムの前日までにオンライン参加のためのZoomURLを送信いたします。
講座にはFFPJの会員・オブザーバー以外の方もお申し込みいただけます。参加費は無料ですが、活動にご賛同いただけるようでしたら、この機会に、会員(個人会員の年会費:1口1,000円)になっていただきますようお願いします。